本日紹介しますのは、川上未映子「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」(略して、そらすこん)。
芥川賞作家、川上未映子の綴った日々の記録です。
世界から見ればわたしたち、なんてことない存在かもしれませんが、わたしたちから見れば世界なんてわたしたちのもの、わたしたちが世界だったのではありませんか。
身体で世界に触れて言葉で世界を認識する、発せられた言葉は表現となってわたしたちの世界になったのではありませんか。
そんな各々が各々に孕んで生んだ世界は、そら、すこんと各々の頭の中に。
世界認識の仕方は各々異なるものであり、また、その発露のしかたも人それぞれですから、他人の頭をかぱりと開けば異なる世界がそらすこんと入っているはずです。
芥川賞作家は日々何を思い、世界と対峙していたか。
世界との接触、その瞬間の感覚の共有は不可能であったとしても、日々の記録はその断片を見せてくれるはず。
この本を読めばあなたの頭の中の世界が一度がらがらと音を立てたり立てなかったりして崩れてしまうかもしれません。
でも、文庫ガールなら大丈夫。
たくさんの本たちがまた、新しい世界を教えてくれるから。
あなたの頭にも、そらすこん。
2011年5月31日火曜日
2011年5月30日月曜日
おいしいおいしい
2011年5月29日日曜日
愛がなんだ
現在公開中の映画「八日目の蝉」(公式サイト)、皆さんもうチェックしましたか~?
不倫相手の子供を誘拐する主人公・希和子役に永作博美さん、
事件後、大人になった子供役に井上真央さん、とキャスティングも話題です。
この映画をキッカケに、
原作者の角田光代さんに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?
次は何を読もうかな??
本日は、そんな文庫ガール世代にオススメの角田さんの小説をご紹介します♪
角田光代『愛がなんだ』
どうしても欲しいものがあった時、
だけど、それが絶対に永遠に手に入らないものだとわかった時、
あなたはどうしますか?諦める??
この物語の主人公・テルちゃんは、はっきり言って潔悪い!
不毛な片思いに執着し、脱出できないのではなく、する気がない。
とにもかくにも片思いの相手・マモちゃんが最優先!
他のことは「どうでもいい」に分類して、友達も仕事もそっちのけ。
ついには会社もクビになり、気が付けば自分自身のことすら「どうでもいい」扱いに・・・。
なんだか、もう、ホラーです。
しかし、リアル。妙に説得力がある。笑えない。
そう、わたしはテルちゃんを笑うことができません。
なぜなら、そこに、周りが見えなくなるほど人を好きになってしまった、
いつかの自分を見てしまうから。
皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか??
そして角田さんの凄いところは、こんな全力の片想い小説の中にも、
人生に通じるようなハッとさせられる一節がさりげなく挟み込まれていること。
たとえば、こんな一節。
<仕事に何も求めていないのに、
仕事が私を救ってくれることがあるのだとふいに知る。>
小説というのは面白いもので、読んだ直後には効力を発揮しなくても、
心の奥底に染み込み、いつかきっと、あなたを助けてくれるはずです。
不倫相手の子供を誘拐する主人公・希和子役に永作博美さん、
事件後、大人になった子供役に井上真央さん、とキャスティングも話題です。
この映画をキッカケに、
原作者の角田光代さんに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?
次は何を読もうかな??
本日は、そんな文庫ガール世代にオススメの角田さんの小説をご紹介します♪
角田光代『愛がなんだ』
どうしても欲しいものがあった時、
だけど、それが絶対に永遠に手に入らないものだとわかった時、
あなたはどうしますか?諦める??
この物語の主人公・テルちゃんは、はっきり言って潔悪い!
不毛な片思いに執着し、脱出できないのではなく、する気がない。
とにもかくにも片思いの相手・マモちゃんが最優先!
他のことは「どうでもいい」に分類して、友達も仕事もそっちのけ。
ついには会社もクビになり、気が付けば自分自身のことすら「どうでもいい」扱いに・・・。
なんだか、もう、ホラーです。
しかし、リアル。妙に説得力がある。笑えない。
そう、わたしはテルちゃんを笑うことができません。
なぜなら、そこに、周りが見えなくなるほど人を好きになってしまった、
いつかの自分を見てしまうから。
皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか??
そして角田さんの凄いところは、こんな全力の片想い小説の中にも、
人生に通じるようなハッとさせられる一節がさりげなく挟み込まれていること。
たとえば、こんな一節。
<仕事に何も求めていないのに、
仕事が私を救ってくれることがあるのだとふいに知る。>
小説というのは面白いもので、読んだ直後には効力を発揮しなくても、
心の奥底に染み込み、いつかきっと、あなたを助けてくれるはずです。
2011年5月28日土曜日
緊急決定!文庫ガール創刊WEEKでmotherのシュシュも展示&販売!
*Blue eyes chouchou
カラー:NATURAL BLK
¥4830
5/31~6/4の文庫ガール創刊WEEKで、
motherのシュシュも展示&販売させて頂きます!
人気ヘアサロンDaBさんとコラボレーションして
作った『読書用ヘアスタイル』ページ。
motherのシュシュをマストアイテムとして紹介させて頂いていますが、
創刊WEEKでは、刺繍パーツが印象的な新作も展示&販売します!
デザイナーeriさんの思いがそのまま形となったような、
美しいシュシュをぜひ、ご覧ください!
また、本日より、
mother×Dickiesのコラボアイテムもmotherのオンラインショップほかで、
販売開始されています!
Dickiesのワークっぽいテイストに、
ボタンやベルトなどでmotherらしい可愛らしさをプラスしたパンツ。
文庫ガールは要チェックするべき!
2011年5月27日金曜日
「恋愛論」
突然ですが。
恋、してますか?
それとも今はそれどころじゃない?!
今日は吉行淳之介の「恋愛論」をご紹介します。
これは恋をしている人にも、そうでない人にもオススメできる一冊です。
「○○論」なんていうとコムズカシい雰囲気が漂ってきますが、
この「恋愛論」に関して言うと全然堅苦しくなく、
エッセイ風に仕立てあがって読みやすくなっています。
それぞれの話題の中には
小説や戯曲の一場面や
身の回りの人の出来事を織り交ぜているのですが、それが
「恋愛マスター吉行淳之介が古今東西の作品やら格言、身の回りから
恋愛にまつわる話を集めました」
ってな感じで、エピソードのチョイスがとても良い。
恋愛の参考になる、とは言いません。
でもハッとする言葉には出会えると思います。
これから先、生きていく間に
「あぁ、そういえばあんな本にこんな一説があったなぁ」
と思い出す、そんな一冊です。
さてさて。
今月25日から新宿の伊勢丹で始まってる
ミナペルホネンと人気デザイナーのコラボフェアにはもう行きました?!
個人的にはマスキングテープと
チャリティバッグが気になります。
今月31日まで。
早く行かなきゃ~!!

恋、してますか?
それとも今はそれどころじゃない?!
今日は吉行淳之介の「恋愛論」をご紹介します。
これは恋をしている人にも、そうでない人にもオススメできる一冊です。
「○○論」なんていうとコムズカシい雰囲気が漂ってきますが、
この「恋愛論」に関して言うと全然堅苦しくなく、
エッセイ風に仕立てあがって読みやすくなっています。
それぞれの話題の中には
小説や戯曲の一場面や
身の回りの人の出来事を織り交ぜているのですが、それが
「恋愛マスター吉行淳之介が古今東西の作品やら格言、身の回りから
恋愛にまつわる話を集めました」
ってな感じで、エピソードのチョイスがとても良い。
恋愛の参考になる、とは言いません。
でもハッとする言葉には出会えると思います。
これから先、生きていく間に
「あぁ、そういえばあんな本にこんな一説があったなぁ」
と思い出す、そんな一冊です。
さてさて。
今月25日から新宿の伊勢丹で始まってる
ミナペルホネンと人気デザイナーのコラボフェアにはもう行きました?!
個人的にはマスキングテープと
チャリティバッグが気になります。
今月31日まで。
早く行かなきゃ~!!
2011年5月26日木曜日
『色ざんげ』 雨の音を聴きながら。
新緑の五月も残りあとわずか。梅雨の時期が近づいていますね。
近頃は雨の日グッズも可愛いものが続々と出ていて、
お気に入りの傘とレインブーツさえあれば
機嫌よく過ごせちゃうという女の子もきっと多いことでしょう。
それでもやはり、じとじと雨の降る日は外に出ず家でくつろぎたい
という方に、おすすめの文庫本を紹介します。
宇野千代『色ざんげ』。
恋愛は男と女の駆け引きであり、感覚を頼って駒を進めてゆくしかないのでしょうか。
主人公の洋画家・湯浅譲二は日々狂ったかのようにあくせくと恋愛をしてゆきます。
その結果、さまざまな事情がこんがらがり、収拾がつかなくなり・・・
それでもまだ恋をし、愛を求め、自惚れる心を恥じることもあまりせず。
どんなに頭で考えても仕方のないことで、
心を突き動かすのは、いつだって「会いたい」という気持ちであるように思います。
人はみな孤独であるが故、恋愛をせずにはいられないのかもしれません。
どんな恋愛本や女性誌に書いてあることよりも、
小説の世界に浸り、感じ得たことの方がずっと心に残ります。
わたしが初めて宇野千代さんの作品を読んだのは『おはん』でした。
文庫サイズの限られた頁にぎっしりと埋め尽くされた文字、
一文が長く読点は少ない、しっとりと流れるようでいて熱い情感の込められた筆致が
いたく気に入ってしまい、一息に読み終えると震えながら泣いたのを覚えています。
明治生まれの女流作家の恋愛小説に出てくるのは、
ダンスホールと電報と汽車と。
今の時代に生きていてはおそらく経験できない物事に触れ、味わえるのは
やはり文学の世界のなかでしかないように思います。
絵でも映像でもなく、言葉のみによって想像できる世界。
それはどこまでも際限なくわたしたちの前に広がっています。
雨の止まない夜、眠れないなと思ったら
覚悟を決めて一冊、本を開いてみてはいかがでしょうか。
近頃は雨の日グッズも可愛いものが続々と出ていて、
お気に入りの傘とレインブーツさえあれば
機嫌よく過ごせちゃうという女の子もきっと多いことでしょう。
それでもやはり、じとじと雨の降る日は外に出ず家でくつろぎたい
という方に、おすすめの文庫本を紹介します。
宇野千代『色ざんげ』。
恋愛は男と女の駆け引きであり、感覚を頼って駒を進めてゆくしかないのでしょうか。
主人公の洋画家・湯浅譲二は日々狂ったかのようにあくせくと恋愛をしてゆきます。
その結果、さまざまな事情がこんがらがり、収拾がつかなくなり・・・
それでもまだ恋をし、愛を求め、自惚れる心を恥じることもあまりせず。
どんなに頭で考えても仕方のないことで、
心を突き動かすのは、いつだって「会いたい」という気持ちであるように思います。
人はみな孤独であるが故、恋愛をせずにはいられないのかもしれません。
どんな恋愛本や女性誌に書いてあることよりも、
小説の世界に浸り、感じ得たことの方がずっと心に残ります。
わたしが初めて宇野千代さんの作品を読んだのは『おはん』でした。
文庫サイズの限られた頁にぎっしりと埋め尽くされた文字、
一文が長く読点は少ない、しっとりと流れるようでいて熱い情感の込められた筆致が
いたく気に入ってしまい、一息に読み終えると震えながら泣いたのを覚えています。
明治生まれの女流作家の恋愛小説に出てくるのは、
ダンスホールと電報と汽車と。
今の時代に生きていてはおそらく経験できない物事に触れ、味わえるのは
やはり文学の世界のなかでしかないように思います。
絵でも映像でもなく、言葉のみによって想像できる世界。
それはどこまでも際限なくわたしたちの前に広がっています。
雨の止まない夜、眠れないなと思ったら
覚悟を決めて一冊、本を開いてみてはいかがでしょうか。
2011年5月25日水曜日
文庫ガール創刊WEEK 5/31(tue)-6/4(sat)
文庫ガール創刊リリースパーティー5/30(月)の翌日、
5/31(火)~6/4(土)までは『文庫ガール創刊WEEK』!!
誌面で掲載した文庫TOOLSや文庫ガール100選の展示&販売を行います!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『文庫ガール創刊WEEK』
日程:2011年5月31日(火)~6月4日(土)
時間:12:00~22:00
会場:椿サロン(東京都中央区銀座7-2-17旧不二家本社ビル)
入場料金:カフェ内での展示になりますので、1オーダーをお願いいたします。
展示&販売アイテム:
■文庫TOOLS
BookPack(MicroWorks)
BUN-SHIN TOTE BAG&文庫の上着(DAIRY FRESH STORE)
■読書用ヘッドアクセサリー
BARRETTE&chouchou&Hairgom(an/eddy)
■文庫ガール100選
文庫ガール向けの文庫100冊をセレクト&販売
and more!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それぞれのアイテムについての詳細は、後日UPしていきます!
お楽しみに!
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