2011年7月1日金曜日

「武士道シックスティーン」

7月になるとなんだか「夏本番!」という気がして
昨日の暑さと今日の暑さがなんだか違うように思えるのは
私だけでしょうか?
暑い暑いとウダっているところに
気合を入れてくれそうな1冊を今日はご紹介。
誉田哲也さんの「武士道シックスティーン」です。

漫画化・映画化もされているので、
ご存知の方も多いかもしれませんが、
小説が未読であれば
間違いなくほかの魅力が見つかると思います。

剣道と二人の女の子を中心に進むこの物語は
全然乙女チックじゃないし、
コスメもジュエリーももちろん出てこないけれど、
なんかものっすごいキラッキラしてるように
感じられたんですよね。
主人公の香織と早苗はまったく正反対の性格だけど、
まっすぐな気持ちを持っている、というところだけは一緒。
その一本筋が通っているところが、
その輝きを感じる所以かもしれません。

家とか、家族とか、
チームメイトととの関わり方なんかにも
たくさん悩んで、考えて、
次の道を切り開いていく姿はすがすがしいの一言。
単なるスポ根モノじゃないです。


私、剣道のことは何にも知らなくて
読み始めたんですけど、
練習や試合の緊迫感がビシビシ伝わる描写がすごくて、
しまいには
「あぁ、ちょっとやってみたいかも・・・」
と思うほど。

作中、思わず息をするのも忘れてしまうような
白熱した試合が続くので、
読む際は熱中症にかからないように
スポーツドリンクを片手にぜひ。


そして、来週の今頃は「東京国際ブックフェア」の真っ最中!
一般の人も行ってみることができるので、
無料の招待券を申し込んでおきましょう。
(招待券がないと1200円の入場料)
広さ・出展数がハンパないので、
できれば2日に分けて回りたいところですが、
なかなかそこまで時間が取れないと思うので
会場のレイアウト図を見て、
回るブースのメドを立てておくのが
1つのポイントかもしれません。
どんな本に会えるのか楽しみですね~♪

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