2011年6月1日水曜日

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

一昨日5月30日のリリースパーティー、大盛況でした!
来てくださった方ありがとうございました。
すてきな人、おいしいもの、選りすぐった大切な本たち、
なにをとっても本当に夢のような空間で、
華々しい『文庫ガール』の門出となりました♪

さてさて、そのリリースパーティーのお食事は、
目黒でcafe&cateringをなさっているTORiさんのブンコウィッチ。
文庫本に見立てたふわふわ食パンに、
春野菜のグリルや小アジ、チリビーンズ、マヨネーズ
などをはさんだ、とってもかわいくておいしいサンドイッチでした。
(お手伝いの人数分なかったのに食べてしまってスミマセン…)

やわらかいパンにきれいな具をはさみながら
「サンドイッチって幸せな食べ物だなぁ…」
としみじみ思ってしまいました。

さて、本日ご紹介する文庫本は、そんなおいしそうなサンドイッチのお店のお話。
吉田篤弘さんの『それからはスープのことばかり考えて暮らした』です。

仕事をやめてしまって、ふらりとある町に引っ越してきた一人の青年。
その町で彼は一軒のサンドイッチ店「トロワ」に出会います。トロワのサンドイッチ
のとりこになった彼は、趣味の映画を見に隣町の「月舟シネマ」に通うかたわら、
トロワの常連さんになります。
そして店主の安藤さんとその息子と仲良くなり、ついにはトロワで働くことに。
こうして彼の、サンドイッチに合うおいしいスープ作りの日々が始まるのです。

映画館で出会ったすてきなおばあさんに教えてもらった「名前のないスープ」とは…?


読んでいると、「今日のお昼はサンドイッチとスープにしよう」
と思ってしまう、そんなお腹の空いてくる作品です。

この『それからはスープのことばかり考えて暮らした』は『つむじ風食堂の夜』という
本に続く、「月舟町シリーズ」の第二弾。
こちらの『つむじ風食堂の夜』は
リリースパーティーで販売した文庫ガール百選にも入っています!
文庫ガール百選はまだ銀座の椿サロンにて販売中です♪
興味を持ってくださった方はぜひ椿サロンにお越しください!
他にも素敵な本がたくさんありますので…♪♪


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